日本添乗サービス協会(TCSA)は、インバウンドスタッフの検定制度「TCSAインバウンド検定」の第4回を12月14日に実施する。初級・中級・上級の3レベルのうち、今回は初級・中級を実施。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の五つの試験会場で行う。
同検定は2021年から実施。訪日外国人旅行者に同行して、日本国内の旅を安心・安全・快適に満足感をもって体験できるよう、適切なタイミングで適切な情報を提供し、国内の旅行・移動をサポートする業務に従事するインバウンドスタッフの知識・技能を図ることを目的としている。
すでに訪日外国人に接する業務に従事している人はもちろん、初級は誰でも受験可能で、外国語を活用した職業を希望する学生や、インバウンド業務に興味関心のある人でも受験できる。
試験対策として、インバウンド業務の基本をeラーニングで学ぶ「インバウンド入門講座」の受講を受け付けている。費用は5500円(テキスト代込み)。