高速バス・鉄道・旅行事業等のウィラーグループは17日、「旅・食・地域」に関するビジネスコンサルティングを行う研究所、丸の内トラベルラボを東京・有楽町駅前に開設した。同研究上の主な目的・機能は、①自治体・企業に対し、専門的な知識と独自の目線からビジネスコンサルティングを行う②旅行市場におけるコモディティ化を解消すべくこれまでにないビジネスモデルを生み出す③「バルホッピング」や「レストランバス」、「ナビゲーター」など新たな文化を発信する――の3つ。同社発表による詳細は以下の通り。
地域商社WILLER CORPORATION株式会社(代表取締役:村瀬茂高)は、「旅・食・地域」をキーワードに各分野のプロフェッショナルが集い、独自の視点でビジネスコンサルティングを行う研究所「MARUNOUCHI TRAVEL LAB」を1月17日(火)、東京・有楽町駅前に開設します。各分野の専門的な目線からプランニングを行い、自治体や企業と共に、これまでにない持続可能なビジネスモデルを創造します。
現在、日本の多くの市場において商品のコモディティ化が進んでおり、旅行市場もその例外ではありません。そこで、市場に新たな風を吹き込むべく、「旅・食・地域」をキーワードに、日本の観光スタイルを研究し、新たな取り組みを提案する研究所を開設しました。「MARUNOUCHI TRAVEL LAB」では様々なバックグラウンドを持つ、日本の各地域を「楽しむこと」、「食べること」にかけてのプロフェッショナルが、企業や自治体に新しい旅行のスタイルを提案します。
例えば、スペインで親しまれている「バルホッピング」(※1)という文化は、現在の日本では親しまれていません。このような、世界の各地で親しまれている文化を日本に持ち込んで独自の観光スタイルが確立できないか、などの検証や商品の提案を行います。また、2階建てオープントップのレストランバスというツールを使って、地方の素材を活かしてその魅力を伝える商品開発を行うなど、これまでの日本にはなかった新たな取り組みを行います。さらに企業との連携としては、ビアツーリズムなど、地域、企業、食、旅、地域のプレーヤーを繋げて、開発をするプロデュース役を担います。
また、地域の魅力あるコンテンツの知識を十分に持ち、面白く伝えることができるエンターテイナー役として、プロフェッショナルな「ナビゲーター」を育成し、そのナビゲーターが案内する旅行商品の企画開発・販売も行います。
日本の旅行市場に新たな価値を創造するため、プロフェッショナル集団は常に世界のニーズを研究・調査し、その専門知識を地方の自治体や企業と共有することで一緒に新たな価値を生み出し、世界中の人々の旅行にバリューイノベーションをもたらします。
(※1)バルホッピング…例えば、ワインバルを何軒も渡り歩き、一杯のワイン・タパスをつまみながら、仲間との探索することを楽しむこと。”飲むこと・食べること”自体だけではなく、仲間とともに”探索すること”を楽しむスタイルです。
【「MARUNOUCHI TRAVEL LAB」概要】
・URL:http://travel.willer.co.jp/travellab/
・所在地:東京都千代田区有楽町一丁目10番1号有楽町ビル1階
・TEL:050-5862-5250
・営業時間:月~金曜日(平日のみ)の10-19時