全国で高速ツアーバスを運行するウィラー・トラベルは4月5日、高速ツアーバスでは初めての自動チェックイン機を導入したバスターミナルを東京都新宿区に開設する=画像はイメージ。バス予約時に利用者に付与する2次元バーコードなどを使ってチェックインを行うことで、スムーズに乗車手続きができる。専用の待合スペースや出発ゲートを設けることで、乗車時の混乱などが抑えられる。
新設するバスターミナルは、西新宿の新宿住友ビル1階に位置し、チェックインを行う「CHECK IN AREA」とチェックイン済みの利用者に出発の案内をする「DEPERTURE AREA」の2エリアで構成される。
利用者は、モバイルサイトのマイページや出発前に送信される案内メールなどから2次元バーコード形式の「チェックインコード」を取得し、自動チェックイン機に15号程度チェックインコードをかざすことで、乗車手続きができる。チェックインコードを取得しなくても、予約番号もしくは代表者の氏名と電話番号を入力して対象便を検索することでも乗車手続きができる。
チェックインは出発15分前までに完了する。チェックイン完了者には乗車券とクーポンを発券、10分前に乗車券に記載された出発ゲートからバスに案内し、乗車してもらう。
エグゼクティブシートなどの上位クラスの利用者向けには、専用カウンターを置き、スタッフによるチェックインサービス「Executive CHECK IN」を行う。
バスターミナルには、コンビニエンスストアやインターネット利用スペース、コインロッカーなども設置する。
バスターミナルの名称は「ウィラー バスターミナル新宿西口」。