
エクスペディアは9日、2023年第3四半期(7~9月)のインバウンド予約件数が前年同期比310%増、同時期のアウトバウンド(海外旅行)予約件数が同70%増になったと発表した。
エクスペディアホールディングス代表取締役兼エクスペディアグループリテール日本統括ディレクターの木村奈津子氏が会見で明らかにした。
エクスペディアグループ経由での訪日外客数(23年1~6月)のトップ10は、1位米国、2位韓国、3位香港、4位台湾、5位カナダ、6位豪州、7位シンガポール、8位英国、9位フランス、10位タイ。一方、JNTOによる同時期の訪日外客数のトップ10は、1位韓国、2位台湾、3位米国、4位香港、5位中国、6位タイ、7位ベトナム、8位フィリピン、9位豪州、10位シンガポールだった。木村代表は「エクスペディアは米国発祥のOTA。そのため、日本全体ではアジア太平洋地域が強いのに対して、エクスペディアグループ経由では北米や欧州などアジア太平洋地域以外からの送客も多い」と説明した。
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