NPO法人日本エコツーリズム協会(JES、愛知和男会長)は16日、東京都新宿区の京王プラザホテルで設立10周年記念大会を開き、地球環境の新しい時代を構築するけん引役としてエコツーリズムを推進し続けるとの大会宣言を採択した。
宣言では、同協会の10年間の活動で、21世紀の国づくりの推進におけるエコツーリズムの重要性やエコツーリズムが世界の平和と社会・経済の繁栄につながる原動力となりうることが確認できたと指摘。今後10年にあたっては、地域の人々と協力し、エコツーリズムを推進する責務を果たしていくとしている。
大会では作家のC・W・ニコル氏による基調講演「美しい日本の森から未来を考える」のほか、10の分科会や記念セッションなどを行った。