「人気温泉旅館ホテル250選」(観光経済新聞社主催)入選旅館の経営者有志らで組織する「日本の宿懇話会」(佐藤義正代表世話人=岩手県・湯守ホテル大観)の小委員会「日本の宿文化研究会」(瀧康洋座長=岐阜県・水明館)は6月22日、東京の全国旅館会館で第3回会合を開いた=写真。国内の名所を舞台にしたエンターテインメント事業「時空間絵巻」の企画会社から同会との連携の提案があり、内容の説明を受けるとともに、今後の検討課題とすることにした。
研究会は旅館文化を継承、発展させるための研究、提言を行う組織として昨年発足。若手経営者ら12人が参画している。
時空間絵巻は、日本各地にある神社仏閣や庭園、地域の象徴となる場所をステージに、オペラや演芸を上演する本格的エンターテインメント。岩手県盛岡市、滋賀県大津市など、全国各地で上演実績がある。