オマツリジャパンは12日、青森ねぶた祭の 1日3組限定 プレミアム観覧席を販売すると発表した。
※2022年7月12日時点、インターネットでの当社調べ(日本の祭りにおける有料観覧席の料金)
祭りは、長らく無料・安価で人々に親しまれてきましたが、近年新型コロナ感染症対策や警備等のコストの増大による収支悪化から、祭りが規模縮小を余儀なくされ衰退し危機的な状況にあるという声も上がっています。
そこでプレミアム観覧席の設置により祭りの付加価値を高めて収益化し、地域経済や祭りの担い手に還元することで祭りの文化を守り発展させていく取組みを、「青森ねぶた祭」にて実施いたします。今回の取組みを足がかりとして、本モデルを他の祭りにも展開し、発展させていきたいと考えています。
◆本取組みの概要
3年ぶりの開催となる青森ねぶた祭を、特別な時間と空間で。洗練された空間演出と厳選した青森のお酒と食のペアリングセット、そしてねぶた文化を継ぐ担い手の想いに触れながら観る特別な観覧体験をご提供いたします。
名 称 :青森ねぶた祭 夏の灯(ひ)と宴
実施日時:2022年8月5日(金)~6日(土) 受付開始〜終了 17:30〜21:00
販売価格:
1日2組限定 200,000円(税込)最大人数1組4名
青森ねぶた祭 夏の灯と宴 1階席の利用/青森県の厳選したお酒と食のペアリング/ホテル青森館内施設の利用
1日1組限定 1,000,000円(税込)最大人数1組8名
青森ねぶた祭 夏の灯と宴 2階席の利用/青森県の厳選したお酒と食のペアリング/座席専属コンシェルジュ/ねぶた師との懇談/ホテル青森館内施設の利用(飲食の利用は料金が別途かかります)
主 催 :株式会社オマツリジャパン/青森県
協 力 :竹浪比呂央ねぶた研究所/ホテル青森
青森ねぶた祭 夏の灯(ひ)と宴 特設サイトURL:https://omatsurijapan.com/special/nebuta_hitoutage
◆青森ねぶた祭 夏の灯(ひ)と宴の特徴
ねぶた師による青森ねぶたの解説
竹浪比呂央ねぶた研究所のねぶた師と観る大型ねぶたの運行。彼らが青森ねぶた祭やねぶた制作・作品に込めた想いに触れ、ねぶた文化に思いを馳せる時間をお過ごしください。※2階席購入のお客様対象
※当日の運行状況によりねぶた師との懇談の時間が変更となる可能性もございます。
青森県の厳選したお酒と食のペアリング
青森を愛してやまないコーディネーターが1000パターン以上の試行を経て厳選した、お酒と食の至福のペアリングを観覧席でお楽しみいただけます。※画像はイメージです。
ねぶたの世界観で演出された観覧空間
ねぶた大賞や第30回NHK東北放送文化賞など多数の賞を受賞されているねぶた師竹浪比呂央*が手掛けたねぶたの一部で作られたねぶたの彩色和紙で作られた照明「KAKERA」やミニねぶた等を各所へあしらい青森ねぶた祭の世界観を表現。ゆったりとくつろぎながら観覧できる空間をご用意しました。※画像はイメージです。
*1959年、青森県西津軽郡木造町(現つがる市)生まれ。1989年に初の大型ねぶたを制作して以来、ねぶた大賞、第30回NHK東北放送文賞はじめ受賞多数。東京ドームをはじめブダペスト、ロサンゼルスなど国内外で出陣ねぶたを制作。竹浪比呂央ねぶた研究所主宰。
◆本取組みの狙い
本取組みでは、青森県を代表する文化資源である「青森ねぶた祭」の新しい観覧席空間演出・体験設計を通じて、観光コンテンツの話題性の強化と観光消費等の推進を行い、下記の実現を目指します。本取組みは青森県「コンテンツ話題力強化(祭り)に係る空間演出事例創出・実証事業」の一環として実施します。
・観光コンテンツの話題づくりによる情報発信
・文化資源の継承および地域経済活性化のきっかけとなるモデルの創出
・空間演出による祭り鑑賞体験の高付加価値化