オリックス不動産は1月29日、旅館・ホテル、宿泊研修施設の運営会社8社(18施設)を統合すると発表した。新社名は「オリックス・ホテルマネジメント」。
旅館・ホテル・研修所を運営するブルーウェーブ株式会社(本社:東京都港区、社長:似内 隆晃)を存続会社とし、「クロスホテル」を運営するクロスホテルズ株式会社などの運営会社7社を統合するとともに、オリックス不動産100%出資とする「オリックス・ホテルマネジメント株式会社」に社名変更します。
これにより、サービス・専門性の向上、ガバナンス体制の構築、人材獲得・育成強化および業務集約・標準化などを実現し事業拡大を目指します。
オリックス・ホテルマネジメント株式会社は18施設を運営する体制でスタートします。また、オリックスグループが運営するその他の宿泊施設や、さらには水族館、サービスオフィスなど16施設についても、同社による業務支援体制をとります。オリックスグループは、金融ノウハウを生かした財務体質の改善、新しい発想を取り入れたリニューアルを継続的に行い、培った専門性や運営ノウハウを基に、旅館・ホテルの取得、新規開発を行ってきました。2019年1月からは、直営12施設を対象に、事業ブランド「ORIX HOTELS & RESORTS」を展開しています。今後も、各地域の魅力を発信し、エリアの活性化に貢献する施設づくりに努めてまいります。
1. 「オリックス・ホテルマネジメント株式会社」会社概要
名称 | オリックス・ホテルマネジメント株式会社 (英語表記:ORIX Hotel Management Corporation) |
所在地 | 東京都港区浜松町2-4-1 |
設立 | 1997年1月 (ブルーウェーブ株式会社から2020年4月1日に社名変更) |
代表者 | 似内 隆晃 |
事業内容 | オリックスグループの所有する旅館・ ホテル・宿泊研修施設の運営 |
株主構成 | オリックス不動産100% |
2.運営会社の統合方式について
既存会社の所有・運営の形態により、吸収合併、吸収分割等により統合。
■統合対象会社(運営対象施設)
・ブルーウェーブ株式会社(「箱根・芦ノ湖 はなをり」「ホテルJALシティ羽田 東京」「ホテルJALシティ羽田 東京 ウエスト ウイング」「ハンドレッドステイ 東京新宿」「クロス・ウェーブ幕張」「クロス・ウェーブ船橋」「クロス・ウェーブ府中」「クロス・ウェーブ梅田」)
・クロスホテルズ株式会社(「クロスホテル札幌」「クロスホテル大阪」「クロスホテル京都」)
・合同会社ユニバーサルホテルマネジメント(「ホテル ユニバーサル ポート」)
・合同会社ヴィータホテルマネジメント(「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」)
・東鳳マネジメント株式会社(「会津・東山温泉 御宿 東鳳」)
・宇奈月ホテル株式会社(「黒部・宇奈月温泉 やまのは」)
・函館湯の川ホテル株式会社(「函館・湯の川温泉 ホテル万惣」)
・株式会社洗心亭(「熱海・大月ホテル 和風館」「ホテル ミクラス」)※第三者資本