自動車旅行推進機構(カーたび機構)はこのほど、東京都の創業支援施設「Startup Hub Tokyo(スタートアップ ハブ トウキョウ)」と連携し、自動車と旅行を組み合わせた今後のサービスの在り方を考える「カーたびアイデアソン」を東京都内で開催した=写真。
「カーたびアイデアソン」には、「地域を活性化したい」「新規事業や起業を考えている」「自動車業界や旅行業界に従事している」「面白い旅を体験したい」などの思いを持って応募した約50人が参加。参加者を10チームに編成し、チームごとに「新規性」「市場性」「ビジネスモデル」の三つの基準で審査した。
最優秀賞には、アニメの聖地巡礼をヒントに地域の活性化を目指すサービスの提案が選ばれた。最優秀賞の受賞者は、「スタートアップ ハブトウキョウ」から継続的な支援が受けられるほか、東京モーターショーで開催されるカーたび機構シンポジウム内で発表の機会を提供される。東日本高速道路(NEXCO東日本)が運営する鬼平江戸処や関東支社道路管制センターの見学ツアーにも参加できる。
カーたび機構は、「クルマでの旅をもっと楽しめるように」と願う企業や団体で構成。日本自動車連盟(JAF)、日本観光振興協会、NEXCO東日本、トヨタ自動車などが会員となっている。