キャンセルしたい宿泊予約の売買サービス「Cansell」、グローバル展開を開始


 キャンセルしたい宿泊予約の売買サービス「Cansell」は27日、グローバル展開を開始すると発表した。年内に20カ国への展開を目指す。

Cansell株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:山下恭平、以下当社)は、2019年3月27日より当社が提供するホテル予約の売買サービス「Cansell(キャンセル)」の海外展開を開始致します。第一弾は日本向けに世界150万軒以上のホテル比較検索と、5カ国へのホテル出品が可能になりました。
キャンセルしたい宿泊予約の売買サービス「Cansell」
https://jp.cansell.com 

■ キャンセルしたい宿泊予約の売買サービス「Cansell」とは?
キャンセルしなければいけない宿泊予約を、誰でも簡単に売買できるサービスです。

ホテルを予約したあと、何らかの理由でキャンセルしなければいけない場合があります。
予約したプランや、キャンセルするタイミングによってはキャンセル料が発生してしまいます。
そのようなキャンセル料が掛かる予約を出品、売買が成立することで、売る人はキャンセル料を削減でき、買う人は他よりもお得に宿泊することができます。
また、宿泊施設は本来空いてしまう予約にそのまま宿泊者が来てくれるなど、三方にメリットが生まれるサービスです。

出品希望の予約は必ず審査を行っており、以下のような制限も設け高額転売などを徹底的に排除し、あくまでもキャンセル料を抱える人を助けるサービスとして2016年9月にスタートしました。

  • キャンセル料が掛かっていないと販売できない
  • 予約した時の値段よりも高くは売れない

また、宿泊施設向けに提供している「Cansell パートナープログラム」は、日本旅館協会の推薦プログラムに認定されるなど、Cansellは宿泊業界からも認められるつつあるサービスです。

■ 第一弾は日本向けに海外のホテル出品・比較検索に対応
2016年9月のサービス開始以降は、日本の宿泊施設を対象に国内向け事業として展開しておりました。

今回のグローバル展開の開始に伴い、第一弾として世界150万軒以上の海外ホテルの比較検索が可能になり、出品の対応エリアは日本のほか、アメリカ、オーストラリア、シンガポール、カナダの計5カ国への出品に対応いたしました。日本国内だけでなく海外のホテルを予約し行けなくなってしまった場合でも、Cansellに宿泊予約を出品することが可能になります。

■ 年内20カ国に展開
今後は、出品できる国をさらに増やすだけでなく、多言語化なども積極的に進め、2019年内に日本だけでなく世界20カ国でサービスの展開を目指します。

■ Cansell株式会社 代表取締役 山下恭平 より 

「Cansellはサービス開始当初から、日本の宿泊業界の発展に貢献できるようなサービスにすること、1日でも長く続くような人に必要とされるようなサービスにすることを目指し事業を行ってきました。

当初はどうなるかわからない状況でしたが、今は目指していたものが着実に形になっていることへの手応えを感じています。これも今まで一緒に走ってくれたチームメンバー、投資家、Cansellをサポートしてくれている皆様のおかげです。

近年は訪日外国人の増加や、今年はラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピック、そして2025年には大阪万博と日本の観光産業はこれからどんどん盛り上がっていきます。

そんな時に、なくてはならないサービスとなれるように、CansellがAirbnbやUberのように世界中の人たちが利用する、日本発のグローバルサービスとなれるように頑張っていきます。

 
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