キャンプ場検索・予約サイトの「なっぷ」は2日、「Camp Distance」と7つのガイドラインを発表した。
「Camp Distance」および7つのガイドラインの普及を通じて、皆さまがキャンプを心ゆくまで楽しめる幸せな日常を取り戻すことを目指してまいります。
緊急事態宣言が発出される前は感染リスクが少ない場所としてキャンプ場が盛況であるという報道も一部であったように、「なっぷ」における2020年2月~3月キャンプ場予約数は前年の倍のペースで推移していましたが、緊急事態宣言発令後、4~5月の予約数は前年の2割程度まで落ち込みました。
しかし、先の政府の専門家会議で提言された「新しい生活様式」にて「遊びに行くなら屋内よりも屋外」と掲げられたこともあり、このたび緊急事態宣言が解除されたことを受け、アウトドアレジャーが見直されることが予想されます。6月19日より県をまたいでの移動が可能となることを受けてキャンプ場へ足を運んでくださるユーザーのために、キャンプ場がこれからも安全安心なレジャー空間であるための対策が必要であると考えます。
すでに営業を再開しているキャンプ場では、混雑を避けるためサイト数を減らして受け入れ人数を制限するなど、試行錯誤しながら独自の対応策を講じて営業しています。
そのような状況の中、「なっぷ」ではキャンプ場が持続可能なアウトドアフィールドとしてユーザーの皆さまに安全安心にお楽しみいただける場となるよう、withコロナ時代のキャンプ場の在り方について考え、このたび「Camp Distance」を策定いたしました。加盟施設に対し、新型コロナウイルス対策として「Camp Distance」の基本方針を提案してまいります。
「なっぷ」では、加盟キャンプ場への「Camp Distance」および7つのガイドラインの普及を通じて、皆さまがキャンプを心ゆくまで楽しめる幸せな日常を取り戻すことを目指してまいります。
■「Camp Distance」について
「Camp Distance」とは、人と人、人とモノ、人と自然の距離を適切におき、 対象に思いやりのある行動を行うことで持続可能で安全安心なキャンプ体験をするためのマナーとして「なっぷ」が策定した概念です。
「Camp Distance」の普及を通じて、新型コロナウイルス感染拡大の予防と、安心して楽しめるキャンプ場作りの両立を図ってまいります。
■「Camp Distance」遵守のための7つのガイドライン
「Camp Distance」の基本方針をより厳密に遵守できるよう、「なっぷ」加盟キャンプ場に下記7つの対策を励行しています。
・スタッフの衛生管理
スタッフの検温・手洗い・うがいを徹底しており、体調の悪いスタッフは出勤させません。
・マスクと手袋の着用
お客様接客時には必ずマスク・手袋を着用いたします。
・飛沫感染防止型の受付
受付にはフィルムを設置、お客様には2m以上の間隔を空けて頂く、管理棟の換気を徹底。又はドライブスルーにて受付を行います。
・受付時の検温
受付時に非接触型体温計でお客様全員に検温を実施しております。※37.5度以上の場合は利用不可となります。
・除菌用アルコールの設置
管理棟や水場などの共有部分にアルコール消毒液を設置致します。また、施設のアルコール消毒を徹底いたします。
・テント間距離2m以上
隣のサイトまたは隣のテントとの間に2m以上の間隔が空くようにご案内いたします。
・オンライン決済によるチェックイン短縮
オンラインカード決済導入により、当日予約に関する現金の受け渡しが発生いたしません。
■「Camp Distance」賛同施設の紹介
「Camp Distance」に賛同し、一定の基準以上の対策を実施している施設について「なっぷ」特集ページにて、ユーザーに安全安心に楽しんでいただけるキャンプ場としてご紹介しています。
・キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」
新型コロナ感染予防の取り組みについて
https://www.nap-camp.com/pages/covid19.php?utm_source=pickup_top&utm_medium=media&utm_campaign=covid19