クラブツーリズムは8日から、地方自治体向けに、高齢者や障害者が安心して旅行を楽しむことができる「ユニバーサルツーリズム」のノウハウを提供する商品「バリアフリー観光まちづくりサポートパック」の販売を開始した。
同社は1995年からバリアフリー旅行を取り扱うなど、ユニバーサルツーリズムのノウハウを蓄積している。
高齢化社会の進行で、バリアフリー観光のニーズはさらに広がることが予想される。一方で自治体からは「どのようにすればいいのか」「どこから手を付けていいのか」といった不安の声も上がっているという。同社では、専門家によるセミナーや現地調査・分析など、観光まちづくりをトータルでサポートする。
標準パッケージでは「セミナー・勉強会」「観光資源調査」「モニターツアー企画立案・運営」「結果検証(アンケート、モニター意見の集約・分析)」「各種メディアでの情報発信」「今後の取り組み展開検討(提案)・報告書作成」を盛り込み、価格は200万円を予定している。
同社ホームページでは「バリアフリーまちづくり」のコーナーを設け、サポートパックを紹介している。問い合わせは同社バリアフリー旅行センターTEL.03(5323)6915。