クラブツーリズム(CT)はこのほど、湘南ベルマーレフットサルクラブ(神奈川県大井町)、みらいワークス(東京都港区)と3社間による「チャンス&エンパワーメントパートナー契約」を締結した。3社が連携し、湘南エリア11市町の地域活性と地域課題解決に取り組む。
契約締結を受け、外部プロフェッショナル人材を活用した地域課題解決・地域活性化モデル「ビーゼブラ」プロジェクトを組成し、神奈川県小田原市を中心とした11市町(小田原市、南足柄市、秦野市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町)で、全国の地域スポーツチームにも横展開が可能なモデルケースの創出を目指す。
湘南ベルマーレがハブとなり、観光振興、環境保全、関係人口創出などの地域活性・地域課題解決の推進について具体的な企画を立案し、プロジェクトを発足。
みらいワークスは地方副業プラットフォーム「スキルシフト」でスポーツを通じた地域貢献・地域活性化に関心がある副業・兼業のプロ人材を集め、プロジェクト推進をサポートする。
一方、CTはこれまで培ってきた旅を通じたコミュニティづくり、アクティブシニア世代のマーケティング、バラエティ豊かな企画づくりによる地域活性化のノウハウを生かし、地域活性のサポートを行う。
湘南ベルマーレをゼブラ企業(社会の課題を解決しながら利益を生み出す企業)と位置付け、クラブのBを取り、「ビーゼブラ」と命名。プロジェクトの推進はスキルシフトで募集、選考した5人が中心となって進める。
締結式に臨んだ(左から)CTの中村朋広取締役創造事業本部長、湘南ベルマーレの佐藤伸也社長、みらいワークスの岡本祥治社長