国土交通省によると、日本外航客船協会(JOPA)が主催し、同省が後援する「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2023」の国土交通大臣賞(グランプリ)に、「MSCベリッシマ日本周遊クルーズ」が選ばれた。クルーズ・オブ・ザ・イヤーは日本で販売されたクルーズ商品のうち、特にオリジナリティにあふれ、日本のクルーズ市場の拡大に貢献したものなどを表彰する制度。2008年度からJOPAが主催しており、今回4年ぶりに開催された。
「MSCベリッシマ日本周遊クルーズ」はMSCクルーズジャパン、ジャパネットサービスイノベーション、クルーズプラネットの3社が協力して実施したもの。日本発着のクルーズとして最新・最大の客船「MSCベリッシマ」(2019年就航・17万1598トン・乗客定員5686名)を約8ヶ月間にわたり日本に配船させ、10万人超を乗せたことでクルーズ人口の拡大に寄与した点や、新しい販売チャネルの構築、Netflix映画『クレイジークルーズ』の制作への特別協力による若年層への取り組みなど、新しいマーケットを切り開いた点などが高く評価された。なお、授賞式は12月22日(金)16:30から東京都千代田区の海運ビルで開催する予定。
グランプリ以外の受賞作品は以下の通り。
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