VJC実施本部事務局は10月23日から中国・上海で開かれるクルーズ見本市(シートレード・オールアジア・クルーズコンベンション)にブースを出展する。今回は7港の関係者や旅行会社3社が参加する予定。
VJCでは、毎年3月に米・マイアミで開かれているシートレード・クルーズ・シッピング・コンベンションへ過去5年間出展し、日本へのクルーズ船の寄港促進を図ってきた。
シートレード社にとって上海での見本市開催は初めてであり「クルーズ業界でアジア市場の重要性が高まってきた」(関係者)との見方もある。
日本側からは青森、横浜、神戸など7港の関係者が参加。このほか「JTBグローバル・マーケティング&トラベル、KNT、トップツアーの3社が参加する」(VJC事務局)。
主催者側によると、中国やアジア地域の観光局、旅行会社のほか、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、コスタクルーズ、スタークルーズ、日本郵船を含む多くのクルーズ会社が代表者を派遣する。
VJC事務局は「クルーズを訪日手段の柱と位置づけ、クルーズ寄港の誘致を図っていきたい」と話している。