スモールワールド社は1日、最新IT技術を駆使した屋内型ミニチュア・テーマパークを2020年初頭に都内で開業すると発表した。日本を含む世界の都市や空港だけでなく、アニメ世界の都市も再現するという。同社が発表した詳細内容は次の通り。
株式会社 SMALL WORLD(本社:東京都渋谷区、代表:近藤正宏、以下「SMALL WORLD社」)は、大人からこどもまで楽しむことができる、最先端のIoT、AR、AI技術ならびに日本アニメのIPを導入した、精巧な小型模型が動く、約7,000㎡の屋内型ミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLD(以下「本テーマパーク」)」を2020年に開業し、その後、世界複数国に施設を展開することを計画しています。そのための準備資金として、株式会社 電通、CP GROUP(バンコク)、株式会社 BS-TBS、株式会社 ジェイティービー、株式会社 ローソンHMVエンタテイメント、株式会社リウボウ、他数社を引受先とする総額4.5億円の第三者割当増資を実施いたしました。
今後、本テーマパークへのスポンサー企業の募集を開始いたします。スポンサー企業は、本テーマパークをIoTや自動運転等の最先端技術のショーケースとして活用し、グローバル市場に立体的に訴求することが可能となります。また、公式ホームページにおいて駆動ミニチュア模型制作、システム開発ならびにロボット開発のための人材募集を開始いたします。
【本テーマパーク(東京施設)の概要】
東京都心部に設立するフラグシップ施設は、世界一のメガシティーである東京圏の中心部に建設される「世界一小さな国」となります。敷地の広さはサッカーフィールドほど。その中にHOゲージやNゲージのスケールに合わせて作られた、最先端のミニチュアの異世界が広がります。
日本を含む世界の都市や空港だけでなく、アニメ世界の都市(第3新東京市(『エヴァンゲリオン』シリーズ)など)もIoT技術で制御され駆動する精巧なミニチュアで再現されます。
さらに、この「世界一小さな国」の議会運営は、次世代を担う世界のこどもたちによる「こども議会(Little Ambassador Committee:公用語は英語と中国語)」が担い、グローバルマインドを持つ人材の育成を目的に、施設内では国際理解教育活動・イノベーター教育・STEAM教育(※1)を推進いたします。
【本テーマパーク設立の背景】
欧米で、ミニチュアパークが再評価され人気を集めています。2001年にドイツのハンブルグ市にミニチュアワンダーランドが開業し、2004年にドイツのベルリン市にロックスが開業、2016年にフランスのリヨン市にミニワールドが開業、2017年に米国のニューヨーク市にガリバーゲートが開業いたしました。
【会社概要】
会社名: 株式会社 SMALL WORLD
代表取締役: 近藤 正宏
設立: 2016年11月9日
本社所在地: 東京都渋谷区広尾2丁目11番3号
資本金: 5.5億円(資本準備金を含む)
URL: http://www.small-world.co.jp/
【引受企業の一覧】
株式会社 電通、
CP GROUP(タイ王国 バンコク)、
株式会社 BS-TBS、
株式会社 ジェイティービー、
株式会社 ローソンHMVエンタテイメント、
株式会社 リウボウ、
株式会社 AppGT、
MILESEUM Inc.(大韓民国 安養市)
※1:STEAM教育は、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の総称。