JR東京駅の構内に全長およそ2.7メートルの巨大な「赤べこ」が登場している=写真。
赤べこは福島県会津地方を代表する民芸品。地元にはかつて天然痘が流行したとき、この赤べこを病気の子供たちに配布したところ、たちまち回復したとの言い伝えがある。
丑(うし)年の今年、東日本大震災から10年を迎えるとともに、4月から東北6県を舞台にデスティネーションキャンペーン(DC)が開催。今回、DCのアピールとともに、コロナの終息を願い、病気の回復にご利益がある赤べこを展示したと、展示を主催するJR東日本グループの鉄道会館と協力する会津若松市。
巨大赤べこは3月31日まで不定期で展示。場内では会津の産直市も3月26日から28日まで開催する。