宿泊、外食、レジャービジネスの活性化を目的とした専門展示会「第12回関西ホテル・レストランショー」(主催=日本能率協会など4団体)が7月29日から31日まで、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された。96社がブース出展し、「ウィズ・アフターコロナ時代の観光・宿泊・飲食業」に貢献する製品、サービスなどの最新情報を発信。期間中3581人が来場した。
国の緊急事態宣言解除後に開催された初のBtoBの大規模展示会で、大阪観光局が発表した感染症対策のガイドラインと国際見本市連盟の指針に基づき運営された。
オープニングセレモニーで日本能率協会の中村正己会長は「厳しい状況の中、出展いただいた企業に敬意と感謝を述べたい。そして日本経済の再生は大阪からと背中を押してもらった大阪府、大阪市、大阪観光局の支援に御礼申し上げる。ビジネスにつながる3日間になると確信している」とあいさつ。
大阪観光局の溝畑宏理事長は「展示会、国際会議を開催するか悩んでいる全国の皆さまに、(緊急事態宣言解除後)第1号の開催を通してエールを送りたい」と述べた。
展示会ではマスク、消毒液、無人搬送ロボット、非接触型体温測定器など、新型コロナウイルス感染防止対策のアイテムを多数展示。
「外食産業における感染症対策」「コロナ禍から学ぶホテルの衛生管理」などをテーマに27セッションの無料セミナーも行われた。
オープニングセレモニー