楽天グループの民泊事業会社、楽天LIFULL STAY(楽天ライフルステイ)は、土地、用途に応じて自由な配置やデザインが可能なコンテナを活用した宿泊施設の開発、販売を進める。12日、コンテナ建築を中心に施設管理や建築事業を手掛けるデベロップ(千葉県市川市)との業務提携を発表した。
コンテナ型の宿泊施設は、「Rakuten STAY VILLA」のブランドで展開する。第1号の施設は、来年春ごろに沖縄・宮古島での開業が予定されている。
規格化されたスクエア形状の建築用コンテナモジュールは、組み合わせによって複数の部屋で構成される一軒家タイプ、露天風呂などを備えた宿泊施設タイプなどに利用できる。外壁や屋根などの施工を完了した状態で出荷でき、大幅な工期短縮が可能。移設、増設、再利用も容易という。
業務提携では、楽天ライフルステイが監修を担当。デベロップが設計、施工し、販売代理店として不動産オーナーへの営業活動を行う。「Rakuten STAY VILLA」の宿泊施設としての運用代行は、楽天ライフルステイが担う。
コンテナ建築を活用して展開する宿泊施設のブランド
「Rakuten STAY VILLA」のイメージ