サントリーは2月28日、ビール「ザ・プレミアム・モルツ」(プレモル)をリニューアルし、全国で新発売する。
プレモルは、高品質で香り高い欧州産ファインアロマホップの使用や天然水醸造など、素材、製法に徹底的にこだわったブランドとして、2003年の発売以来多くの人に愛飲されている。発売から20年を迎え、プレミアム感は「装飾的」「重厚」なものから、「洗練」「しなやか」「躍動的」といった捉え方に変化している中、プレミアムビールのプレモルの中味、パッケージを刷新することにした。
中味は、穀皮を除去し、コクに寄与するたんぱく質を多く含む「磨きダイヤモンド麦芽」を一部使用し、同社こだわりの製法で醸造することで、「華やかな香り」「深いコク」をより上質に、一層鮮やかに仕上げた。
パッケージは、時代に合わせた「しなやかな上質感」を目指し、装飾をそぎ落としたシンプルなデザインの中に、躍動感のあるタンブラーグラスのモチーフをあしらった。さらに、缶を開ける瞬間に湧き上がる高揚感に着目し、プレモルブランドを飲んだ体験を印象づける紺色のカラータブを採用した。
350ミリリットル缶、500ミリリットル缶、250ミリリットル缶や500ミリリットル瓶、334ミリリットル瓶のほか、飲食店向けに10リットル、15リットル、20リットルの各樽(たる)生を発売する。アルコール度数は5.5%。希望小売価格は設定していない。
また、プレモル樽生の取扱店では、「神泡品質」で提供する店の割合が2018年12月には64%だったが、22年11月に94%まで拡大した。神泡品質とは、プレモルならではのこだわりの素材、製法に加え、こだわりの注ぎ方で実現した「きめ細やかでクリーミーな泡品質」のこと。
プレモル