ジャパンショッピングツーリズム協会(田川博己会長)は、訪日外国人観光客向けのショッピングプロモーション「ジャパンショッピングフェスティバル」を1日に開始する。全国の買い物情報を発信するほか、日本への往復航空券などが当たるアンケートキャンペーン、インスタグラムフォトコンテストを実施していく。東北などで地域キャンペーンも行う。期間は2020年2月29日まで。
テーマは「ショッピングエクスペリエンス」。同協会が昨年新たに目標として掲げた2030年の訪日外国人旅行者数6千万人、買い物消費額9兆円を目指し、ショッピング体験の開発と提供、訪日客との接点強化などを推進する。
プレゼントが当たるアンケートキャンペーンやフォトコンテストに加えて、日本最大級の訪日外国人向けショッピング情報ポータルサイト「Japan Shopping Now」(http://japanshopping.org)で、全国約千店舗の冬のセール情報やお得なクーポン情報、イベント情報などを4言語(英語、中国語簡体字・繁体字、韓国語)で発信している。
地域連携キャンペーンも展開する。東北6県で「ジャパンショッピングフェスティバル東北」を同協会東北支部の主催で初めて実施。JR東日本の訪日外国人旅行者向けフリーパス「JR EAST PASS」とのタイアップ企画などを通し、東北へのインバウンド誘致、買い物消費を促進する。また、松山市では「松山ショッピングフェスティバル」(3月31日まで)として、ショッピングや食のイベントなどを実施する。