
カンタスグループの格安航空会社であるジェットスター航空(オーストラリア・メルボルン)は12月8日から成田〜オーストラリア線の運航を始める。成田とケアンズ、シドニー、ゴールドコーストの各地を結ぶもの。このうち日本からゴールドコーストへの直行便が定期運航するのは初めて。低価格の航空便を提供することにより、旅行需要の喚起と獲得を図る。
新たに就航するのは、ケアンズ線が週7便、ゴールドコースト、シドニーの各線が週5便。運賃はケアンズ線が片道2万円からと抑えた。実際の渡航にはこのほか、燃油サーチャージや空港使用料など合計3万円程度が必要となる。
14日、東京都内で会見したブルース・ブキャナン・同社グループ・ジェネラル・マネージャー・コマーシャルは、「高レベルのサービスと安全なフライトを低価格で提供することで、市場を活性化したい」と意欲を見せた。会見には同社イメージキャラクターのタレント、ベッキーさん=写真=も登場。運賃について「びっくりする安さ。みんなに利用してもらいたい」とアピールした。
ジェットスターは07年に日本に参入。現在は大阪、名古屋とオーストラリア各地を結ぶ路線を運航している。
