ジャルパックと跡見学園女子大学観光コミュニティ学部篠原ゼミは11月3~5日、熊本地震からの南阿蘇村の復興を目的に学生が企画したツアー「南阿蘇観光未来プロジェクトモニターツアー」を実施した。ツアーには一般から18人が参加。建設中の立野ダムを巡る「インフラツーリズム」などを通じて南阿蘇村の魅力を紹介した。
同ツアーは、2022年度に完成予定の立野ダムの建設現場見学や阿蘇の地形を学ぶ「ジオツーリズム」、熊本地震の被災者の声を聞く「防災ツーリズム」など学習要素を取り入れながら南阿蘇村の観光地を巡った。また、阿蘇山では地獄温泉での足湯、南阿蘇鉄道トロッコ列車「レストラントレイン」の乗車体験などを行った。
同プロジェクトは、九州地方整備局と跡見女子大、ジャルパックなどが連動し、立野ダムをインフラツーリズムの拠点として、観光資源の整備や活用を目指している。
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