ジャンボフェリー(神戸市中央区)は12日、内海造船(広島県尾道市)に発注した新造船(S822番船)の起工式を内海造船瀬戸田工場で開催する。新造船は、現行フェリー2隻のうちの「こんぴら2」の代替船となる。
同社は、神戸―小豆島―高松を1日4往復運航している。使用船舶はフェリー2隻(こんぴら2、りつりん2)。
起工式では船体のデザインを発表する予定。新造船は総トン数が約5200トンで、旅客を620人、大型トラック84台を運べる。
今後は、来年5月に船名や客室のデザイン、コンセプトを発表する進水式、同9月に入魂式、引き渡し式を予定している。2隻目の新造船(りつりん2代替船)は、2025年竣工を予定している。