新潟県湯沢町(田村正幸町長)と湯沢町観光協会(小林庄一会長=ホテル双葉)は12月13日、東京のグランドプリンスホテル新高輪で旅行関係者らとの懇談会を開いた。町内のスキー場で行われる「湯沢冬花火」や「雪国観光圏」の取り組みなど、この冬のイベントと町の魅力をPRした。
冬花火は12月31日から3月24日までの週末、町内12のスキー場で実施。スキー場ごとに異なるテーマで創作花火を打ち上げる。
田村町長は「この1年は大きな災害、事故がなく、観光客、スキー客も前年を上回ることができた。この冬は11月23日に『かぐらみつまた』が12スキー場の先陣を切りオープン。次週から各スキー場が本格的にオープンする。安心安全を第一に、お客さまに喜んでもらえるよう各事業所とも一生懸命がんばっている。安心してお客さまをお送りいただきたい」と旅行業者らにアピールした。
一般社団法人雪国観光圏の井口智裕代表理事(HATAGO井仙)は、湯沢町を中心に3県7市町村で構成する広域観光圏「雪国観光圏」の取り組みを紹介。8千年前の縄文時代から続く雪国文化を「世界に発信できるこの地ならではの価値」として商品化し、湯沢を拠点に圏内を周遊してもらう旅を提案するとした。