センチュリーロイヤルホテル(札幌市)は12月1日、日本とフィンランドの外交関係樹立100周年と12月16日からの新千歳空港―ヘルシンキ直行便就航を記念し、フィンランドをテーマにしたクリスマスフェアを開催する。12月25日まで。
フェアは、23階の回転レストラン「ロンド」でフィンランドの味を盛り込んだ特別料理を提供するのをはじめ、2階ロビーで同国の紹介展や伝統楽器「カンテレ」のコンサートなどを行う。
直行便を運航するフィンエアーや旅行会社、交流団体と連携して企画したもので、フェアを通じてフィンランドや北欧の情報を発信し、北海道との相互交流を応援する。
ロンドで提供する特別料理は、フィンランドとスウェーデンの郷土料理をアレンジした限定メニュー。フィンランドの妖精「トントゥ」の置物を模した彩り豊かな前菜に、ランチは牛フィレと魚のポワレ、ディナーはフォアグラと黒毛和牛ロース、魚のポワレをメインとし、オーロラや白樺など北欧のイメージを表現したソースと盛り付けで演出する。それぞれスープやデザート、オーガニックのコーヒーが付き、ランチは5800円(税込み)から、ディナーは1万5千円(同)から。
ロビーで開催するカンテレのコンサートは無料で、12月1日午後3時と4時、16日午後4時の計3回を予定。紹介展は12月25日まで行う。
同ホテルでは「フェアを通じてサンタとオーロラの国・フィンランドの良さを発信したい。活発な交流の契機になればうれしい」と話す。
フィンエアーの直行便による新千歳空港からヘルシンキへの飛行時間は9時間で、エアバスA330(263席)が週2便往復運航する。
彩も美しいディナー