燃油やシステム費増加
ソラシドエアはこのほど、2020年3月期の中間期(19年4月1日~9月30日)決算短信を発表した。連結業績は、営業収益が前年同期比5.8%増の213億7800万円、営業利益が同22.8%減の14億6500万円、経常利益が同25.7%減の14億1900万円、中間純利益が同12.8%減の10億8300万円となった。円高による燃油費の負担増加や予約システムなど営業システムの費用の増加が影響し増収減益となった。
上期では、営業面でサーフィン世界大会への協賛やインフラツーリズム推進への参画による旅行商品の造成など、九州、沖縄にこだわった施策に取り組んだ。また、東京―沖縄(那覇)の深夜早朝臨時便、熊本―台北(桃園)への国際線チャーター便も運航した。
「地域重視型モデルを追求し、より地域に根差していく」と同社。
通期の業績予想は、当初から変更なく11億円の純利益を見込んでいる。