ダイドードリンコは、鉄道の“忘れもの傘”を「レンタルアンブレラ」でリサイクル活用している。JR西日本とJR東日本も新たに提供を始めた。
ダイドードリンコ株式会社は、自動販売機（以下、自販機）を活用した地域社会貢献活動として、急な雨などの際に傘を無償で貸し出す「レンタルアンブレラ」の活動を、2015年10月より大阪市内限定でスタートいたしました。その後2017年には、関西エリアから関東エリアと愛知県、北海道函館市へと徐々に展開エリアを拡大してまいりました。そして2018年は、福岡県、山梨県、長野県、新潟県を新たに加え、計16都道府県にある自販機のうち最大500台で「レンタルアンブレラ」を展開してまいります。
また2016年より、資源の有効活用、環境負荷低減の観点から、駅や電車での「忘れもの傘」をリサイクルし、貸出用傘の一部として活用。関西エリア向けの傘は近畿日本鉄道株式会社から、愛知県向けは名古屋鉄道株式会社、関東エリア向けは西武鉄道株式会社、東京急行電鉄株式会社、東武鉄道株式会社から、それぞれご提供いただいております。今回、展開エリアの拡大に伴い、傘の必要数増加が見込まれるため、新たに西日本旅客鉄道株式会社、東日本旅客鉄道株式会社から「忘れもの傘」をご提供いただき、限りある資源を有効活用し、より継続性の高い地域社会貢献活動として展開してまいります。
●「レンタルアンブレラ」のイメージ図
●リサイクル傘の活用
① 鉄道会社各社の駅や電車での「忘れもの傘」の中から対象となる傘を選定します。
② 「忘れもの傘」にステッカーを貼り付けるなどの加工を施し、リサイクル傘を製作します。
③ レンタルアンブレラBOXに格納する貸出用傘の一部として活用いたします。
●鉄道会社各社との取り組み概要
※本施策は、継続的な社会貢献活動の実現を目的として設立した当社の「地域コミュニティ貢献積立金」を活用し実施しております。
