チェジュ航空は19日、イースター航空の経営権取得のための了解覚書を締結したと発表した。
韓国の代表LCC(取締役社長、李碩住)であるチェジュ航空が韓国LCCの5位であるイースター航空の買収に乗り出した。チェジュ航空は12月18日にイースター航空の筆頭株主のEastar Holdings Co.と株式売買契約に関する了解覚書を締結し、イースター航空の経営権取得の手続きに入った。この日、了解覚書により、チェジュ航空は年内株式売買契約書(SPA)を締結する予定だ。
株式取得数はイースター航空の普通株4,971,000株で、持分比率は51.17%だ。
チェジュ航空のイースター航空の入手推進は航空会社間結合を通じ、規模の経済を実現し、両社の比較優位でマーケットシェアの拡大及び市場の主導権を強化するという趣旨だ。これを通じ、韓国国内の航空業界のマーケット再編の局面の中、主導的な役割を果たし、グローバルな航空市場での競争力を高めるためだ。
このような理由で、チェジュ航空がイースター航空へ先に売却を提案し、イースター航空は航空産業の発展のため大きな決断でこの提案を肯定的に受け、現在の交渉が進行中である。
チェジュ航空の取締役社長を務める李碩住は「イースター航空の買収を通じ、マーケットシェアを拡大し、LCCの事業モデルの運営効率を極大化し、韓国LCCの優越的地位を強固にする予定。だけではなく、安全運航体系の確立と顧客満足度の改善という目標のため 最善を尽くす計画だ。」と語った。