経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の平成29年度結果を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、遊園地・テーマパーク(TP)が前年比3.0%増の6851億8600万円と、8年連続で増加した。5業種ではTP、ゴルフ場、ボウリング場の3業種が増加。ゴルフ練習場とパチンコホールの2業種が低下した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が3.7%増加。入場者数は一般が1.4%増加、団体が6.2%減少し、全体で0.6%増加した。
ゴルフ場は0.1%増の918億7600万円と、2年ぶりに増加。利用料金収入が0.5%増加、利用者数が0.4%減少した。
ボウリング場は0.6%増の180億7500万円と、17年ぶりに増加。利用者数が0.7%増加した。
ゴルフ練習場は0.4%減の302億2200万円と、3年連続で減少。利用者数は0.9%増加した。
パチンコホールは4.2%減の3兆5343億6600万円と、5年連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、葬儀業、外国語会話教室、フィットネスクラブ、学習塾の4業種が前年比増加。結婚式場の1業種が減少した。