NECディスプレイソリューションズは8月2日、ショーウィンドウ内のディスプレイ設置に対応する「エアーフローファン」と屋外に設置可能な「屋外ケーシングスタンド」を発売した。ともに、46型高輝度液晶ディスプレイ「マルチシンクLCD-X461HB」のオプション機器。
エアーフローファンは、日光が入るショーウィンドウ内などで液晶ディスプレイを設置する場合に用いる。内蔵されたクロスフローファンによって、エアーカーテン状の送風を行い、パネル表面温度の上昇を抑え、強制的に冷却。温度上昇による液晶パネルの表示不良を防ぐ。
簡単に設置できる。送風による騒音レベルは約43デシベル以下と、低騒音設計も実現した。
一方の屋外ケーシングスタンドは、防塵防滴規格である「IP54」に適合した。防塵・防滴対策を実現したことで、屋外での設置を可能にする。内蔵された空調機器によって庫内のマルチシンクLCD-X461HBやパソコンの周囲環境温度を自動的に調整し、適切に管理する。
前面保護パネルには、5ミリ厚の強化ガラスを採用。万が一、ガラスが破損した場合は、瞬時に粒状全面破損となる。ガラスの内側には、耐熱、耐湿、耐寒性に優れた高耐性ARフィルムを貼付しているので、破片脱落、飛散を防ぐ。公共の場での安全性を確保した。
ARフィルムの外光反射を防ぐ効果により、液晶ディスプレイの鮮明な表示も実現した。
この件についての問い合わせ先は、NECモニター・インフォメーションセンター(TEL0120・975・380)。
エアーフローファンと屋外ケーシングスタンド