九州・福岡が世界中のデジタルノマドを魅了する新たな日本の聖地として注目を集めている。福岡市が主催するアジア最大級のデジタルノマドイベント「Colive Fukuoka(コリブフクオカ)」が10月、1カ月間にわたり開催。昨年の4倍、約200人のデジタルノマドが世界40カ国から集結した。
デジタルノマドとは、ITなどデジタル技術を使って仕事をすることで、働く場所に縛られることなく世界各地を転々とする人々を指す。近年、その数は急増し、世界で3500万人以上といわれ、110兆円規模の巨大市場を形成している。
日本政府もこの流れに乗り、今年4月から在留資格「デジタルノマドビザ」の発給を開始。「スタートアップ都市」を目指す福岡市も、このビザの導入を追い風に、デジタルノマド誘致に力を入れている。
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