人気コンテンツも 無料で楽しめる
大阪観光局はこのほど、デジタル周遊パス「大阪楽遊パスＰＲＥＭＩＵＭ」を発売した。「一日中ホンマに遊び放題」をコンセプトにした商品で、ハルカス300など九つの人気コンテンツを無料で楽しめる。ナイトクラブなどの夜のコンテンツで利用できる特典なども付け、朝から夜まで大阪を「遊びつくせる」ようにした。
同局は、観光施設25カ所以上に無料で入場できるデジタル周遊パス「大阪楽遊パス」を販売。2400円の1日券のほか、2日券や地下鉄などと組み合わせたチケットで、大阪城天守閣など、大阪を代表する観光スポットは対象外だった。
今回発売した楽遊パスプレミアムは1日券で、価格は6500円とした。大阪城天守閣やハルカス300（展望台）のほか、通天閣の「特別展望台」「ＴＯＷＥＲ ＳＬＩＤＥＲ」「ＤＩＶＥ＆ＷＡＬＫ」の3コンテンツ、大阪スカイビル空中庭園展望台を無料で楽しめるほか、大阪城御座船、とんぼりリバークルーズ、帆船型観光船サンタマリアにも乗船できる。
このほかナイトコンテンツとして、ナイトクラブ「ＯＷＬ ＯＳＡＫＡ」への無料入場など、3施設で利用できる特典が付く。メインターゲットは大阪の目玉スポットを回ってさらに夜も楽しみたい、元気な20、30代に据える。
8月26日に記者会見した同局の溝畑宏理事長は「（プレミアムは）日本で初めてのオールデイ観光周遊パスであり、『24時間国際観光文化都市』としての取り組みの第一歩だ。今後はガイド付き特別ツアーやマジックショーなどの体験型コンテンツなども増やしていきたいし、目的別やエリア別などさまざまなバリエーションのパスを作って観光客のニーズに応えていきたい」と抱負を語った。
大阪観光アプリ「Ｄｉｓｃｏｖｅｒ Ｏｓａｋａ」とＪＴＢウェブで販売。今後は、同局の公式販売サイトや他の旅行会社サイトなどでも販売する方針。
外国語対応も行う。英語、中国語（繁体字・簡体字）、韓国語版については、今後9月中に、ホームページに掲載、販売する。海外ＯＴＡでの販売は11月1日からを予定する。
期間は来年3月31日までで、有効期間は来年4月30日まで。販売目標は10万枚。
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