デルタ航空は、中部国際空港にエアバスA350-900型機の模型シートを11月28日まで展示する。
デルタ航空は、10月から最新鋭機エアバスA350-900を名古屋―デトロイト線に導入したことを記念し、2021年10月30日（土）から11月28日（日）まで中部国際空港の出発ロビーにて、エアバスA350-900型機の模型（1:50サイズ）およびシートの展示を行います。
デルタ航空のフラッグシップ機、A350-900型機には、個室タイプの「デルタ・ワン スイート」、新たに追加される「デルタ・プレミアムセレクト」、「デルタ・コンフォートプラス」、「メインキャビン」の4つの座席タイプが搭載されています。展示では、これまでの名古屋路線の使用機材にはなかった「デルタ・ワン スイート」と「デルタ・プレミアムセレクト」のシートを展示することにより、お客様に新しいフライト体験をイメージしていただくことを目的としています。（なお、展示品にお手を触れることはご遠慮いただいております。）また、お客様に安心して空の旅を再開いただけるよう、デルタ航空の安全衛生基準「デルタ・ケアスタンダード」をご紹介しています。さらに、愛知県の協力を得て、愛知県とアメリカの関係についてもご紹介しています。
デルタ航空日本地区社長の大隅ヴィクターは次のように述べています。「愛知県と中部国際空港様のご協力により、名古屋ーデトロイト線で運航を開始したばかりのA350-900 の模型シートを一カ月間展示することができ、感謝しております。この機材をまだ体験したことのないお客様に是非ご覧いただき、次のご旅行をご検討いただきたいと思います。」
新型コロナウイルスの感染拡大により、デルタ航空では保有機材を簡素化し、旧型で燃費効率の低いワイドボディ（双通路）機、ボーイング777型機18機の退役を当初の予定より早め、昨年すべて退役させました。またパンデミックにより、新世代の航空機を魅力的な価格で購入する機会を得ることがでできました。
ワイドボディ機の機材刷新は、デルタ航空の業績回復に欠かせないものであり、持続的な収益性と将来の成長をもたらします。次世代航空機であるA350-900型機は、ワールドクラスの顧客エクスペリエンスを提供し、貨物輸送能力を高め、ユニットコスト（有効座席マイルあたりのコスト）を削減し、持続可能な未来に貢献します。
A350-900型機は、退役したB777型機に比べて、1席あたりの燃料消費量が21％少なくなっています。燃料効率の向上は、デルタ航空の二酸化炭素排出量削減のための継続的な取り組みにとって最も重要です。
デルタ航空では、現在18機のA350-900機を太平洋路線および大西洋路線で運航しており、26機を予約しています。
A350-900型機の概要は以下のとおりです。
