デルタ航空は23日、日本陸上界のエース・大迫傑選手のオフィシャル・エアラインとして同選手をサポートしていくと発表した。
デルタ航空(NYSE:DAL)は23日、日本陸上界のエースで、東京オリンピック出場を目指している大迫傑(おおさこ・すぐる、ナイキ・オレゴン・プロジェクト所属)選手のオフィシャル・エアラインに就任しました。
大迫選手はオレゴンを拠点に活動しているため、日本とオレゴンを結ぶ路線(成田―ポートランド線)で唯一の直行便を運航しているデルタ航空の利点を最大限に活かし、大迫選手の来日時など日米間の移動をサポートするほか、日米路線の広告やプロモーション、キャンペーンなどに起用する予定です。オフィシャル・エアライン契約のもと、大迫選手が日米間を移動する際には、デルタ航空のフライトを利用することになります。国際線最上位クラスとなるビジネスクラス「デルタ・ワン」に搭乗し、成田や主要空港にあるラウンジ「デルタ スカイクラブ」をご利用いただくことで、移動中も万全な体調管理ができるようサポートします。
大迫選手は、「成田-ポートランド路線での移動は長年デルタ航空を利用していたので、この度、サポート頂けることを大変嬉しく思います。デルタ航空のように、世界の舞台で活躍できるよう日々精進して参ります。今後とも、応援の程宜しくお願い致します。」とコメントしています。
デルタ航空日本支社長の森本大(もりもと・まさる)氏は、次のように述べています。「デルタ航空では、米国をはじめ国際的で活躍する日本人アスリートを応援しています。オレゴンを拠点に日米の大会で急速に記録を伸ばしている大迫選手のオフィシャルエアラインになることにより、成田-ポートランド路線をはじめ、日米をつなぐデルタ航空の路線網の利便性と充実の機内サービスを、より多くのお客様にお伝えしたいと思います。」
大迫傑選手プロフィール
名前:大迫傑 おおさこすぐる
▼生年月日/1991年5月23日生まれ
▼出身地/ 東京都町田市出身
▼プロフィール
中学校で本格的に陸上競技を始め、駅伝の強豪校長野県の佐久長聖高校に進学。高校2年生の時に全国高校駅伝の最終7区で区間賞を獲得し、チームの初優勝に貢献。3年生では1区間賞を獲得。その後、早稲田大学へ進学し箱根駅伝では2回の区間賞を獲得。2013年モスクワ世界選手権10000m代表にも選出される。卒業後は日清食品グループに入社し、2015年元旦のニューイヤー駅伝で1区区間賞を獲得する。同社を3月で退社し、かねてから練習拠点であったナイキ・オレゴン・プロジェクト(アジア人史上初)正式に加入。現在もプロジェクトの下、プロランナーとして活動中。
▼経歴
2012年 世界ユニバーシアード選手権大会 10000m優勝
2014年 Rieti Meeting 2014 3000m 7分40秒09 ☆日本記録
2015年 ナイトオブアスレチックス 5000m 6位13分08秒40 ☆日本記録
2016年 第100回日本陸上競技選手権大会 5000m ,10000m 優勝 ☆2冠達成
2016年 リオデジャネイロ オリンピック 10000m 17位 27分51秒94
2016年 リオデジャネイロ オリンピック 5000m 28位 13分31秒45
2017年 ボストンマラソン(初マラソン) 3位 2時間10分28秒 ☆日本人男子で30年ぶりの表彰台
2018年 福岡国際マラソン 3位 2時間7分19秒 ☆日本歴代5位の記録