ナイトタイムエコノミー推進協議会(JNEA、齋藤貴弘代表理事)は19日、JNEAトークセッション「アフターコロナのナイトタイムエコノミー・街づくりや観光に求められる多様な夜にむけて」を東京都新宿区の東急歌舞伎町タワーで開いた。
齋藤代表理事
東急執行役員・歌舞伎町タワー支配人・TSTエンタテイメント社長の木村知郎氏が「東急歌舞伎町タワーによるナイトタイムを活用した最新の取り組み」で講演。「アート・スポーツ・エンタテイメントなど多様なコンテンツの可能性」を森ビル新領域事業部課長の杉山央氏とディーエヌエー・スマートシティ事業本部都市開発事業部副事業部長の田島邦晃氏が話した。
JNEA理事でATカーニー日本法人会長の梅澤高明氏は「海外夜間市場のコロナ後の動向」でベルリン、ロンドン、シンガポールの具体的な状況を紹介。その上で「マクロな環境変化としては、都心部におけるオフィス需要の減少、飲食店・商業店舗の退店が発生した。エネルギーコスト増と労働力不足が店舗事業者の重荷となり、小資本の独立系ベニューにとって死活問題となっている」と解説した。
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