ハウステンボスグループは11日、 2021年9月期 第2四半期の業績を発表した。
ハウステンボス株式会社(本社:長崎県佐世保市)とグループ会社の2021年9月期第2四半期の連結業績は以下のとおりとなりました。
【 2021年9月期第2四半期のグループ連結業績 】
(2020年10月1日 ― 2021年3月31日)
単位:百万円
* ハウステンボス株式会社、エイチ・テイ・ビイ観光株式会社、株式会社hapi-robo stの3社計。
* 株式会社ラグーナテンボスは2020年8月に株式会社エイチ・アイ・エスへ株式売却したため連結対象外となりました。
* HTBクルーズ株式会社は、会社清算の為、2020年12月期に連結対象外となりました。
* 株式会社hapi-robo stは、2021年2月に株式会社エイチ・アイ・エスへ株式売却の為、2021年3月期は、損益のみ含めております。
* 当期の営業外収益には為替評価益を429百万円、前期は73百万円の差益が計上されています。
* 簡易的な連結処理をしており、監査法人のレビューは受けておりません。
【 2021年9月期第2四半期のハウステンボス株式会社(単独)業績 】
(2020年10月1日 ― 2021年3月31日)
・ 入場者数 799千人 (前期比 76.8%)
・ 内海外客数 0人 (前期比 ―)
・ 宿泊者数 105千人 (前期比 101.8%)
単位:百万円
* 当期の営業外収益には為替評価益を429百万円、前期は73百万円の差益が計上されています。
(営業概況)
ハウステンボスはテーマパーク事業において以下の取り組みを行い、新型コロナウイルス感染症拡大を予防すべく「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」や、政府、自治体からの要請等に準じて営業いたしましたほか、お客様の安全・安心のための体制整備、お客様満足度と場内体験価値の向上に努めました。
2021年9月期第2四半期においては期首より環境演出に重点を置き、ハロウィンイベントやクリスマスイベントを展開し、園内レストラン、ショップ、ホテルでのイベント連動も実施いたしました。また、ご入場いただく前から期待感を高めるためにハウステンボス駅からの環境演出も強化いたしました。その結果、お客様の接客評価・推奨意欲が高まり、SNS等で多く取り上げられました。
しかし、新型コロナウイルス感染症第3波の到来やGo Toトラベルキャンペーンの全国停止が発表されたことにより、カウントダウンイベントが中止になるなどの影響を受けることとなりました。
1月以降、新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、コロナ禍でもご来場いただけるお客様に、より満足いただける取り組みを全社的に考え、実践してまいりました。春休みにかけて2月には新施設「探偵テンボス謎仕掛けの王国」や「フラワーフェスティバル」の開催、そして3月には新エリア「光のファンタジアシティ」、「VRワールド」をリニューアルオープンする事ができ、お客様からも高い評価をいただいております。
感染症対策についても安全・安心にお楽しみいただくために確認書の記入依頼や、「濃厚接触者防止ハウステンボス新ルール」の啓発も引き続き取り組んでおります。
(収支概況)
入場者数は前年同期比76.8%の799千人(内、海外客数は0人)、取扱高は同82.4%の7,650百万円、宿泊者数は同101.8%の105千人となりました。
販売費及び一般管理費が同89.5%の6,179百万円となった結果、営業損失は218百万円、為替評価益429百万円を反映した経常利益は同64.0%の415百万円となりました。
【ハウステンボス株式会社(単独) 2021年9月期通期業績見通しについて】
今期業績につきましては、新型コロナウイルス感染状況がどこまで影響を及ぼすか不明であるため、未定とさせていただきます。新型コロナウイルス感染予防対策を強化し、お客様に安心してご来場いただけるテーマパーク運営に努めてまいります。