
「バブル衣装でハイ!チーズ」
昭和100年に向け「ホテルニューアカオ」が特別企画展開
ホテルニューアカオは4月29日の「昭和の日」を前に、昭和100年(2025年)の節目を記念した特別企画を発表した。1973年(昭和48年)に開業し、一時閉館を経て2023年に再出発した同ホテルは、「昭和98年 熱海のシンボル蘇る」をコンセプトに、昭和の香りが色濃く残る施設として新たな魅力を発信している。
海洋上に建つ「オーシャン・ウイング」と断崖絶壁に位置する「ホライゾン・ウイング」の2棟からなる総客室数350室のホテルは、全室オーシャンビュー。2023年7月に完全復活を果たした熱海のシンボルは、今や若者を中心に「レトロ映え」スポットとしての人気も高まっている。
まるで昭和にタイムスリップしたような館内には、豪華客船をモチーフにした扇状の「メインダイニング錦」や、270度海が見える「サロン・ド・錦鱗」、スワロフスキーのクリスタルを使用したシャンデリアなど、華やかな昭和の面影が随所に残る。缶詰BAR「缶蔵」や射的コーナーなど、湯上り後に楽しめる懐かしい空間も用意。
豪華絢爛な「メインダイニング錦」
2025年には「昭和100年祭」を6月29日から7月27日まで開催予定。熱海全体を盛り上げるため、昭和歌謡大会やディスコ、クラシックカーパレードなど多彩なイベントを展開する。「昭和の人情や文化を大切にしながら世代を超えて受け継いでいきたい」と礒崎慎総支配人は語る。
インフィニティデザインの「スパリウムニシキ」
温泉も同ホテルの魅力の一つ。「スパリウムニシキ」は海と一体化したインフィニティデザインの露天風呂で、海のミネラルをたっぷり含んだ美肌効果の高い湯を楽しめる。そのほか、「彩海」「波音」、さらに最上階には展望貸切風呂も完備。すべて異なる原泉を引く3つの温泉で湯めぐりが可能だ。