ホテル清掃業務などを行うフェアトンはこのほど、バスルーム用の拭き上げ用ダスター「フェアトン・バスウエス」=写真=を発売した。高品質と低ランニングコストが特長だ。
化学処理をされた素材「スーパーマイクロファイバー」は、残毛などを効率的に取り除くほか、洗剤を使わずに水だけで油などの汚れを落とす。さらに、「黄色ブドウ球菌や大腸菌といった菌も、93.2%まで除去する」と同社。
吸水性が高いうえ、速乾性もあるので自社で洗える。クリーニングコストがかからない分、従来に比べ約半分のランニングコストを実現するという。
通常のウエスは、1室で1枚の使用だが、この新製品は1枚でラグジュアリーホテルなら2室、ビジネス・旅館であれば3室まで清掃できる。
例えば、300室のビジネスホテルで90%稼働では、通常1枚12円の拭き上げタオルのクリーニング代は月間8200室×12円で9万8400円。今回の新製品の場合だと、月間のバスウエス使用量2733枚(8200室÷3室)×バスウエスリース料6円=1万6398円となり、年間約100万円のコスト削減につながる。
問い合わせ先は、フェアトン(東京都文京区関口2—10—8椿山荘別館、TEL03・6902・6531)。