世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会と東京の光の祭典「TOKYO LIGHTS 2023」が8~10日の3日間、東京都の明治神宮外苑聖徳記念絵画館で開かれ、世界各国から出品された20作品が絵画館に映し出され芸術性を競った=写真。
第11回となった同国際大会「1minute Projection Mapping Competition」は日本プロジェクションマッピング協会(東京都渋谷区、石田未知行代表理事)などが中心となり、2012年に第1回大会を神奈川県逗子市で開催。その後、新潟市、長崎県佐世保市、宮崎市、神奈川県小田原市で開催し、21年の第9回から神宮外苑で開催している。
今回は世界58の国と地域から281件のエントリーがあり、その中から選ばれた20組のファイナリストによる1分台の映像作品が観客の前で上映され、有識者らによって審査された。20作品のうち3作品は日本のクリエイターの作品だった。
審査項目は、「独自性・新規性」「コンセプト設計」「映像制作技術」「建築との親和性」「音楽・音響効果」「演出構成・完成度」の6項目。グランプリ(東京都知事賞)には、ルーマニアから出品された「Legacy Links」が選ばれた。
同国際大会総合プロデューサーで日本プロジェクションマッピング協会代表理事の石田氏は「冬のイルミネーションが全国で定番化してきているが、インバウンド客に訴えかけられる流れにはまだ至っていない。東京都でもインバウンド誘客につながるような光のイベントとして本祭典に取り組んでいる」とあいさつした。
同大会に合わせて、夜間インバウンド観光に関する国際シンポジウムも10日、都内で開かれた。シドニーとリヨンの世界二大ライトアートフェスティバルのディレクターが来日。国際的メディアアーティストや有識者らも共に登壇し、数百万人を集める世界的な光の祭典から学び、日本のインバウンド観光とナイトタイムエコノミーの未来について語った。