約1000社、2450ブースが出展
ホスピタリティとフードサービスの商談専門展示会「HCJ2019」が2月19~23日、東京ビッグサイト東展示棟で開かれる。旅館・ホテルや観光施設、厨房・フードサービスなどの飲食部門、給食・中食・弁当のケータリングなどを提供する企業が出展。会期中、日本旅館協会の労務委員長を務める山口敦史氏による「外国人技能実習制度と新在留資格への『宿泊業』の職種追加について」をテーマにしたセミナーも開催される。
HCJ2019は「国際ホテル・レストラン・ショー」「フード・ケータリングショー」「厨房設備機器展」で構成され、宿泊と外食、中食、給食向けの各産業を対象にした国内最大規模の展示会。予定展示規模は約千社、2450ブース。
年々増加する訪日外国人観光客。2018年は3千万人を超え、来年2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、さらなる増加が予想されている。一方、サービス業界では、深刻な人手不足と、インバウンド客の受け入れへの対応が急務となっている。
同展では、最新のホテル向け機器・備品だけでなく、生産性向上に寄与するAIやロボットなどの次世代技術製品、インバウンド客の満足度を高めるキャッシュレス関連製品や日本の土産など、最新のホテル・レストラン事情の課題解決につながる製品やサービスが数多く出展される。
会場には、AI、IoT、キャッシュレスなどの商材が集まる「サービス産業向け次世代技術EXPO&キャッシュレスTech」ゾーン、多様化するさまざまな食習慣を持つ顧客に対応するためのアイテムを集めた「ナチュラルフードプロダクツ」ゾーンなどが設置される。
同時開催展として、インバウンド対応食、土産、インフラ関連の商材を集めた「インバウンドマーケットEXPO2019」が開催される。インバウンドマーケットEXPO内では、新企画としてナイトタイムエコノミーに特化した商談会も開催する。
各種講演、セミナーも充実している。スケジュールなど詳細はホームページ(https://www.jma.or.jp/hcj/seminar/)参照。
問い合わせ先は、日本能率協会来場者ヘルプデスクTEL03(6809)2707。
前回開催時の会場の様子