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日本のホテル産業の発展に貢献した人物を顕彰する第11回「ホテリエオブザイヤー2014」にホテルオークラ東京の清原當博代表取締役会長=写真右=が選ばれ、3月23日、同ホテルで表彰式が行われた。
清原会長はあいさつで「44年間のホテルマン生活が新しいステージに入った。若いホテリエたちが夢を持ちチャレンジできる環境を整え、人材育成に尽力することがこれからの使命だと考えている」と語った。
ホテリエオブザイヤーは、ホテル業の実務経験がある、大学の教授・准教授・特任教授・客員教授らで構成する「日本ホテル産業教育者グループ」が毎年1人を選出し、表彰しているもの。ホテル産業の社会的地位の向上を図ることなどを目的に、ホテル業として地域に密着しながら発展に貢献したホテルプロパーの経営者、運営者、役員、幹部らを選びその功績を顕彰している。
清原氏は1971年に学習院大学を卒業し、大成観光(現ホテルオークラ)に入社。同ホテルの発展、拡大期をサービスとセールスのプロとして支えた。京都ホテルオークラ総支配人などを経て、09年ホテルオークラ東京代表取締役社長総支配人に就任。東日本大震災を挟む激動の時期に名門ホテルのかじ取りを見事にこなし、東京五輪に向けたホテルオークラの建て替えが発表された後の昨年6月、代表取締役会長に就任した。
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