32件、負債142億円
帝国データバンクによると、今年上半期(1~6月)のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は32件、負債総額は142億1800万円だった。件数は前年同期比11.1%、額は同0.7%それぞれ減少(4件減、1億300万円減)した。
今年の月別件数は全て1桁台。最多が1月の9件だった。前年も上半期は全て1桁だが、下半期に2回、2桁が発生している(11月11件、7月10件)。
負債総額は昨年1月から18カ月連続で100億円の大台を下回った。今年の月別最多は1月の63億4600万円。
6月単月の倒産は、件数が前年同月比42.9%減(3件減)の4件。負債総額が同96.6%減(78億9400万円減)の2億7600万円。
件数、額ともに今年最少(件数は4月と同数)となった。