負債総額は約4倍
帝国データバンクによると、今年上半期(1~6月)のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は前年同期比128.1%増(41件増)の73件と大きく増加した。新型コロナウイルスの感染が拡大した4月以降の各月で2桁の件数を記録するなど高水準で推移した。負債総額は同277.5%増の536億8千万円と、4倍近い増加となった。
4月に21件と、東日本大震災直後の2011年5月(20件)以来の20件台を記録。以降も2桁の高水準で推移している。
6月単月は、件数が前年同月比325.0%増(13件増)、前月比41.7%増(5件増)の17件。負債総額が前年同月比2577.8%増、前月比15.4%減の73億9100万円。