帝国データバンクによると、今年8月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は9件、負債総額は45億9500万円だった。件数は前年同月と同数、前月比で3件増加(50.0%増)した。額は前年同月比14.0%減少、前月比は240.4%の増加。件数、額ともに今年2番目に多い数字だった。
観光関係の主な倒産は、ホテル運営・管理のランドーナージャパン(愛知県、破産、負債29億円)とランドーナージャパン京都マネジメント(京都府、破産、負債21億円)、旅館運営の粟津観光有限会社金閣(石川県、破産、負債6億7600万円)が報告されている。
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