ホテル日航大阪は8日、プラスチック資源循環法対応のため、バイオマス原料を使用した客室アメニティを順次導入すると発表した。
大阪 心斎橋のホテル日航大阪(大阪市中央区西心斎橋1-3-3、代表取締役社長・総支配人:呉服 弘晶)は、2022年4月1日に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環法)」に伴い、プラスチック使用製品廃棄物の排出抑制のため、ヘアブラシ、かみそり、歯ブラシなどの客室アメニティをバイオマス原料、再生プラスチックなどを使用した製品へ順次移行いたします。ホテル日航大阪の客室プラスチックごみ排出量は年間約7.6トン。(※1)下記6品目の全客室への移行が完了した際には、最大約40%削減となる見込みです。
- ホテル日航大阪 特定プラスチック使用製品の切り替え内容
【ヘアブラシ】本体:藁40%、再生プラスチック60% 包材:サトウキビ由来成分30%
【かみそり】本体(刀部除く):エコプラスチック50%
【歯ブラシ】本体:藁40%、再生プラスチック60% チューブ容器・包材:サトウキビ由来成分30%
【シャワーキャップ】本体・包材:サトウキビ由来成分30%
【クシ】本体:藁40%、再生プラスチック60% 包材:サトウキビ由来成分30%
【マドラー】本体:木100% 包材:紙100%
- そのほか、プラスチック削減への取り組み
① 紙製ストローの導入
ホテル直営レストラン・バーラウンジ、および宴会場では2019年より紙製ストローを提供しています。
② 客室バスアメニティのミニボトル廃止
10階~19階の客室において、シャンプーなどのミニボトルを廃止し、ポンプボトルを使用しています。
③ 忘れ物(傘)の再利用
お客様の忘れ物として破棄されるビニール傘をJR尼崎駅へ置き傘として寄付しています。(年間50~100本)
ホテル日航大阪SDGsへの取り組みについて詳しくはこちら
https://www.hno.co.jp/other/sdgs.html
(※1)2019年度ホテル客室からのプラスチックごみ排出量