マネーパートナーズ(マネパ)は6日、同社が提供している「外貨両替・空港受取サービス」で、米ドルとユーロ、英ポンド、スイスフランが、今年も全国の他社との比較で最安の両替コストになったと発表した。さらに、申し込みから受け取りまでの期間が、これまでの最短8日から4日に短縮するなど、夏休みの旅行シーズンを前に使い勝手がますます良くなった。
同サービスは、利用者が事前にマネパのFX(外国為替証拠金取引)口座を開設し、日本円を入金して外貨に両替しておくことで、成田と羽田、関西、中部の4国際空港いずれかの受け取り拠点で外貨紙幣を受け取れる仕組み。受け取り可能通貨は4通貨のほか、韓国ウォンと中国元の計6通貨。
矢野経済研究所の外貨両替コスト比較調査によると、外貨両替サービスを行っている全国185の金融機関や事業者とマネパのコストを比較した場合、4通貨でマネパの方が大幅に低いコストだったことが分かった(800通貨以上の場合)。
具体的には、同サービスは他社の両替サービスとの比較で、米ドルが88〜93%引き、ユーロが92〜96%引き、英ポンドで97〜98%引き、スイスフランで94%引きと、圧倒的な安さを誇る。
マネパの口座は、口座開設や維持費、管理費全て無料。FX取引をしなくても同サービスの利用は可能。
さらに、「申し込みから外貨受け取りまでの期間を短縮してほしい」という利用者の要望に応え、受け取りまでの期間を半減の最短4日にすることを実現した。
この結果、同サービスは両替コストで「日本最安」、受け取りまでの期間が大幅短縮になり、競合他社のサービスと比較して、利用者に非常に有利な条件になった。
マネパは、同サービスや海外専用トラベルプリペイドカード「マネパカード」の取り扱いといった旅行事業について、旅行会社との協働を希望している。問い合わせ先は、マネーパートナーズマーケティング部TEL03(4540)3850。