広島県と広島県三原市の関係者が1日、4月19日から5月12日まで広島市で開催される「ひろしま菓子博2013」や三原市の「やっさ祭」などをPRするため、東京都台東区の観光経済新聞社を訪れた。「『おしい!広島県』は浸透してきた。次は誘客につなげたい」と広島県東京事務所石濱真政策課長。
訪れたのは、石濱さんのほか、「ひろしま、宝しまレディ」の山下梨代子さん=写真中央、小笠原知恵さん=同右、「ミス三原やっさ」の三浦阿仮里さん=同左、広島県東京事務所の小森麻美さん、三原市経済部観光文化課の川畑博資さん、国広和之さんの7人。
92年ぶりに広島で開催される菓子博については、開催期間がゴールデンウイークと重なるので集客に期待するとして、目標来場者数を80万人とした。見どころは約150点展示される工芸菓子。自然風物や人物、建物などを菓子の材料を使って表現する。
広島市から車で約1時間の距離にある三原市はタコの産地。昨年は大河ドラマ「平清盛」の効果で観光客が増え、三原のタコ売り上げも上々だと言う。
「毎年8月の第2金土日に行われるやっさ祭に来てほしい。はやしのリズムに合わせて誰でも踊れる」と川畑さんは踊りを披露した。市民総参加で街中をにぎやかすやっさ祭は、踊り手が6千人、観光客は30数万人が訪れる。祭の最終日には花火大会も行われる。