観光庁によれば、このほどメキシコ観光省のミゲル・トルーコ・マルケス大臣が、2023年10月にメキシコ南部のアカプルコ市で発生したハリケーン被害からの復興とアカプルコ観光をPRするため来日した。同氏は自然災害による被害を受けたという共通点から出張先としてトルコと日本を選択。2月22日に成田空港での乗継時間を利用して成田山新勝寺を訪問した。
トルーコ大臣は同地で災害からの復興祈願のお参りとともに記者会見を開催。会見ではトルーコ大臣から能登半島地震への哀悼の意を述べるとともに、日本からメキシコへの観光客回復に期待を示した。
会見では観光庁から石川県の伝統工芸品である山中漆器の扇子を、アカプルコの姉妹都市である千葉県御宿町からアカプルコ市ハリケーン被害の救援金目録を贈呈。トルーコ大臣からはアステカの旅行者の守り神が描かれたレリーフが各関係者に贈られた。