日本の気候に合った暖炉や薪ストーブを取り扱うメトスは、ベルギーの鋳物メーカー、ドブレの薪ストーブの新商品「ドブレヴィンテージ」を9月から販売する。
ドブレはノルウェーの鋳物専門メーカーとして誕生し、1972年にベルギー・フランダース地方に本社と工場を移転。同社のストーブは精度の高さや使いやすさから、ヨーロッパでは「薪ストーブの代名詞」として知られている。
メトスが今秋販売するのは、「ヴィンテージ50」「ヴィンテージ35」の2タイプ。ドブレの伝統ある鋳物技術に、高効率の燃焼システム、さらに丸みを帯びた温かみのある形状とガラスの扉前面というデザイン性の高さが魅力。もちろん、炉内の保温性能も高く、立ち上がり燃焼時間の短縮と熱効率の向上が実現。
フロントドアは、前面が大きな耐熱ガラスのため、美しい炎の揺らめきを、映画のスクリーンで見るかのように楽しむことができる。
ドアはワンタッチで開閉可能。スムーズな動きなので取り扱いも楽。高効率の燃焼方式なので、排出する灰は少なく、取り出しもコンパクト。
薪ストーブは古くから存在するが、この商品の性能やデザインは現代的だ。「新しいのに、どこか懐かしい薪ストーブ」ということができる。
本体の大きさは「50」が幅69センチ、高さ69センチ、奥行き44.5センチで155キロ。「35」は一回り小さく、125キロ。色は「ドブレブラック」。価格(税別)はそれぞれ46万円、38万円。
この件についての問い合わせ先は、メトス東京営業所TEL03・3542・0573。
ヴィンテージ50